金利上昇不安の中で固定金利の安定性より変動金利を選んだ理由

住宅ローンと資金計画

固定金利と変動金利の比較やおすすめの世帯なんて記事がたくさん公開されていますが、結局は自分の都合で決めればいいのかなと思います。

たとえば固定金利だと返済額が一定なので金利の動向を気にせずに済むと書かれていたりしますけど、ホントにそんな理由で選択します?

単純に「固定金利より金利が低い=返済額も安くなる=負担が軽い」という考え方なのではないでしょうか。

私の場合は試算で毎月の返済額が20万円前後になるということが分かり、その数字がどうしても重いので、シンプルに負担を軽くするために低金利の変動金利にしたまでです。

話しが終わっちゃいましたけど、興味があれば、もう少しお付き合いください。

20万円台と10万円台ではまったく違う

1万でも2万でも返済額は下げたい・・・。

気持ちの面でも生活の面でも。

月20万円は心理的にも重い

住宅ローンの返済額として「月20万円前後」という数字を初めて目にしたとき、「この話は終わったな・・・」というのが正直な気持ちでした。

毎月、これだけの金額が口座から出ていくのは、低収入フリーランスには地獄への切符代でしかありません。

大企業の役職者だったら何とか工面できるでしょうけど、こちとら吹けば飛ぶような存在なわけで、なおかつ手元に余裕があるわけではないです。

ぶっちゃけ、私個人は住宅ローンに追われてまで、新築なんて要らないですよ、ホントに。

安心と安定が座右の銘の私としては月20万円という支出は、生活の内面的なクオリティを奪ってしまうような感覚でした。

何とか毎月この金額を払ったとしても、何か予想外の出費が重なったときにどうするのか、という不安が常に頭のどこかにある状態になります。

10万円台ならまだ現実味がある

変動金利で試算し直すと、毎月の返済額が2~3万円は下がる見込みが出てきました。

数字だけ見れば大きな差ではないかもしれませんが、感覚としてはかなり変わります。

かりに17万円台だとすると、20万円台と比べてギリギリ納得できる水準というか、「これなら返し続けられるかもしれない」という感覚に少し近づける数字です。

あくまでも私の場合ですけどね。

そりゃ15万円台(最終的な目標です)になれば夫婦で将来受け取る年金を返済に全振りして、私が細々と事業を続ければ今現在と同じ水準で生活できます。

と、FP相談の結果で、そのように見込んでいるだけですけど、根拠ゼロよりマシかと。

生活コストは減る算段

年取るとなんやかんやで生活は質素になっていきそうで、生活コストは減りそうなのに住宅ローンの割合が大きいのは家計のバランスとしては悪すぎます。

質素になっていく(今も質素ですけど)というのは、こんな私の実態が根拠だからです。

  • 出不精だから旅行に全く興味がない
  • 外食も衆人の目が気になって落ち着かないから嫌いで利用しない
  • 楽しみはマインクラフトなので娯楽費はほとんど必要なし
  • 意外と仕事が好き(利益無視だから稼げてない・・・)
  • 家電など最新型に全く興味なしで10年以上使うこともしばしば
  • ファッションも若いころから無頓着でお金はかけたくない
  • 酒・タバコ・ギャンブル一切なし
  • 友人付き合いも一切ないから時間もお金も浪費しない ←強がりじゃないですよ、ボッチ好き
  • お金のかかる趣味はない(夫婦ともに)

大学生の子は「コスパの良い優良物件」と言うのですけど、まあ、これに関しては自信はあります。

また当の本人、家賃以外は自分で賄うと意気込んでるし、ホントに生活の経費はかからなくなっていくと予想してます。

唯一の心配事は病気・ケガによる長期的な医療費の発生ですかね。

「月2〜3万円なんて大して変わらない」と思う方もいるでしょうけど、毎月の家計を管理しながら生活している私にとっては、この差はホントに大きいのです。

努力の方向性を減額と繰り上げ返済に向ける

月20万円を返済し続けるために頑張るという楽観的というか精神論を根拠に何もしないか、融資実行までの時間を味方にして少しでも支払い続けやすい状況を作るか、どちらを取りますかという話なんです。

私は後者を選ぶと決めました。

減額から生まれる予想効果

金利上昇や物価高はやはり無視できないので、それに対する効果がもっとも大きいと思っています。

今(2026.5月4日現在)もホルムズ海峡封鎖のゴタゴタで石油やナフサの調達が厳しくなると、それらを原料とした材料がめいっぱい使われている建築資材の価格が高騰して、建築費にしわ寄せがくる可能性があります。

だから減額にこだわって損はないと思っています。

年間で考えると大きな金額

月2万円減額できると年間24万円、月3万円なら年間36万円が浮きます。

5年10年という単位で考えると、その金額が手元に残るのは、生活の質にも影響します。

他の支払いに回せる

住宅ローンの返済額が抑えられると、その分を他のさまざまな支出に回せます。

これは本当に助かります。

たとえば固定資産税はまとまった金額の支払いが必要ですが、残念ながらどれだけかかるのかはフタを開けてみなければわからないクセ者。

長期優良住宅なら5年間は2分の1に減額される優遇措置が利用できますが、税制改正でどうなるかわかりません。

だからこそ備える必要があります。

火災保険も5年ごとに更新がありますし、建物の修繕費は入居したばかりの時期には必要ないかもしれませんが、10年単位で外壁・屋根・設備の老朽化に対して資金を準備しなければなりません。

もっといえば家電、自動車も買い替えの時期がきます。

ちなみに我が家は軽自動車メインに残価クレジットなど利用せず、現金一括払いで車検は数回受けてきましたので、その方針は揺るぎません。

話を元に戻すと住宅ローン以外に維持管理費は必要ですから、毎月の返済額を少しでも下げておく意味はありますよね。

使えるお金が増えたといって娯楽などに費やさず、こういった支出に備えるために運用します。

金利上昇リスクは受け入れる

もうしょうがないですよ、選んじゃったんですから。

専門家のように、私が金利動向についてあーだこーだとわめいたところで、まったく意味がないですから、受け入れるしかありません。

ただ将来的に、今の固定金利を上回ってしまわないよう祈るだけです。

借り換えという手段も視野に

変動金利は半年に一回、金利の見直しがありますから、仮に金利の上昇ぶりが激しい場合は借り換えも視野に入れています。

もちろん融資元の金融機関への相談で、まずは改善策を協議しますが、二の手三の手は頭に入れておかねばなりません。

変動金利が有利と読んだわけではない

誤解のないように書いておくと、変動金利の方が絶対に得だと判断したわけではありませんし、金利が今後も大きく上がらないと予測したわけでもありません。

しつこいようですが専門家のように経済状況を分析したわけでもないです。

ましてや複数のシミュレーションを比較して確信を持ったわけでもなく、ただ、現時点での家計を見たときに、変動金利での返済額でないと負担が大きすぎると感じて選んだに過ぎません。

変動金利でないと毎月の生活が回らない可能性が高くなるという方が実態に近い表現です。

減額できてもゆとりは求めない

月の返済額が10万円台に下がった分は自由に使う考え方はしません。

FP相談の際に知った、回し先を短期・中期・長期で分類して実践するだけです。

期間 目的(例として)
短期 緊急の支出、固定資産税
中期 メンテ(外壁塗装、太陽光、外構)
長期 繰り上げ返済、老後資金

住宅ローン控除の13年間、固定資産税が2分の1となる優遇期間の5年間は、手取りが増える機会なので、この時期の運用が非常に大事になってきます。

まとめ

返済額が15万円台だと精神的な負担が和らぐどころか、新築への意欲も高まりますよ。

この最大5万円を減額する方法は、もう、このような作戦しかありません。

  1. より金利で優位性のある金融機関を探す
  2. 設計の観点からコストダウンを徹底する
  3. 返済期間を数年延長して見かけ上の返済額を落とす(精神安定目的)

3番目は「まやかし」に過ぎませんが、それだけ返済額にはこだわっています。

だったら買わなきゃいいじゃないかって言いたくもなりますよね・・・。

でもそれは、ほら、買う理由はもう何度も言ってますんでね、別の記事とか読み漁ってチェックしてくださいませ。

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