家づくりでは住宅ローンの返済額だけに目が向きがちですが、当然ながらほかにも必要な費用が複数あります。
わが家では、うっかり忘れていて「あれも、これも・・・」と準備すべき費用が積み上がる状況は避けたかったので、まず「何が必要か」を洗い出す作業から始めました。
ご存じのように火災保険や固定資産税などですが、これらは支出のタイミングがバラバラです。
なので洗い出しだけでなく「いつ必要になるか」という時期も把握しておかなければ準備が追いつきませんので、時期(タイミング)ごとに分類したという話です。
住宅ローン以外の費用も忘れずにチェック
すごく重要だと思います。
支払いの主役は住宅ローンに間違いないですが、脇を固めるコスト陣を侮ると痛い目に合いそうなので、がっちり把握したいものです。
住宅ローン以外は目を向けにくい
住宅ローンが絡むと、どうしても毎月の返済額に目が向きます。
特に我が家は毎月20万円の返済という、身の丈に到底合わない金額になる可能性を承知のうえで注文住宅を契約してしまいましたから、ほかの費用にまで当初は目が行き届いてませんでした。
なんやかんやあって2026年2月末に土地の購入と建築請負の契約をした後に、家づくり全体の支出を冷静に見なきゃダメだ、気持ちを入れなおしました。
遅いんですけどね・・・。
住宅関連費用も資金計画に含めると慌てない
住宅ローン以外の費用、ここでは住宅関連費用という言い方をしますが、これらを洗い出して資金計画に組み込むと、住まいに関する全てのお金の流れが見通せます。
「この費用は入居前に現金で必要になる」「この費用は年単位で出ていく」という支出のタイミングも分かると、準備期間や積み立て目標金額なども見えてきますしね。
正確な支出金額を確定できなくても、どう対応すべきかを考えるゆとりが生まれます。
わが家も「何が必要になるか」の把握から始めました。
費用の全体像がぼんやりとでも認識できれば、節約や削減が可能な費用とそうでない費用に分ければ、また別の努力目標もできます。
わが家が洗い出した住宅関連費用
一般的な費用一覧ではなく、あくまでも我が家の住宅関連費用を紹介します。
また個別の費用を詳しく解説するのではなく、「こういう費用が必要になってます」という報告といいますか、参考といいますか、記録として読んでください。
保険や税金
持ち家になると賃貸住まいでは意識しにくかった固定資産税が発生します。
火災保険も以下のように更新のタイミングが違う、つまり保険料も異なるので、勘違いしないように早めにリストアップしました。
- 賃貸住まい:物件更新(2年)と同じ時期
- 持ち家:5年
ということで、
- 火災保険(地震保険)
- 生命保険
- 固定資産税
- 都市計画税
火災保険と地震保険は住宅ローンを組む前が支出のタイミング。
生命保険はですね、団信がどちらか一方しか保障の対象とならないときに、改めて検討しなきゃならんのですよ。
そのときはFPさんにまた相談しようかなと。
固定資産税と都市計画税は毎年発生する税金で、自治体からの通知がなければ正確な金額が把握できないというしくみですけど、後だしジャンケンだしガチャ要素も満載です。
やり方がちょっとね・・・。
えーっと、2級FP技能士試験合格者として、なんとか固定資産税の算出方法を理解して試算した結果、20万円ぐらいと判明。
ここでも20万円という、くしくも返済額と同じ数字が出まして呪われてる縁があるのかなと思っちゃいました。
ただ長期優良住宅の認定が取れれば5年間は2分の1なので、気休めにはなるかなと。
火災保険はわからんです、今の時点では。
入居日から逆算して用意する費用
入居前に準備が必要になる(かもしれない)費用も、考えられる限り出しておきました。
- 引越し費用
- 家具・家電
- カーテン
- 照明
- エアコン
- ネット回線(工事費など初期費用)
いつ入居日が決まってもいいように準備できればいいなと。
日程的な調整が必要なのは引越しやネット回線の開通ですが、最大の難関は退去時期の通告なんですよ。
今の時点で都合がよいのは、以下のようなスケジュール。
- 新居の引き渡し:2027年12月中
- 賃貸退去日:2028年1月下旬
はっきり言って新居予定地は今の住まいから車で3分くらいで行けるので、1か月ぐらいあえて被らせて、ちょこちょこと小さな荷物を運んでもいいかなと思ってます。
退去日に追われたくないし、一気に家財を持ち込んでも片づけられないんで、その方向でいます。
どうなるか実際にはわかりませんけどね。
住み始めてから変わる費用
入居後に賃貸時代とは大なり小なり変化しそうな費用も項目として出しておきました。
- 光熱費
- 通信費(ランニングコスト)
- 日用品・消耗品費
- 設備メンテナンス費
- 外壁・屋根・外構などの修繕・補修に備える費用
光熱費は設備や家の広さで変わるだろうと。
で、通信費なんですけど、大規模分譲地にありがちなケースで、通信事業者が限定されてまして、だから前節「入居日から逆算して用意する費用」にも初期費用として挙げてるんです・・・。
新たに電柱が立ちますから、その関係なのかケーブル系通信事業者と地元電力会社系通信事業者の2社から選択しないといけないのです。
その他の利権が絡んでいるのか事情があるのかもしれませんが、まあ、別にライブ配信とか為替や株のトレードを生業にしてるわけではないので、ある程度の速度と安定性が確保できるなら文句はありません。
けど、安くしてぇ♪(〇グループ風)
スマホの通信費は変わらないでしょう、多分。
あとは設備メンテ・修繕・補修などは当面発生しなくても、将来的には必要でしょうから、見ておく必要がありますね。
住宅関連費以外も当然挙げてます
住宅に関連する費用だけを見てはいないですよ。
なにせ自動車も持ってますし、サブスクとかも契約してますし、子の住まいの家賃も払わないといけないですから。
ともかくすべての支出項目を挙げてます。
まさに総力戦。
改めて支出項目の多さに感じたのは、払ってばっかりですね、人生って。
それはさておき、実は悩ましいのがありましてね、防犯カメラと太陽光発電なんですよ。
- 防犯カメラ
めっちゃ欲しいけど家が建たなきゃ死角などがわからないので導入時期が難しい - 太陽光発電
買えないからリースを検討してみようかしら
この2つは、おいおい結論を出します。
整理のコツは出ていくタイミング
費用の項目は種類別ではなくて、支出のタイミングで3つに分類しました。
- 一時的に出る費用
- 定期的に出る費用
- 住み始めてから変動する費用
これだと何をいつ準備すればいいか、わかりやすいし、計画的な動きができると思います。
前章と内容が重複するかもしれませんが、分けてみますね。
※ここでは住宅に関連する費用だけに絞っています。
契約から入居までの一時的な費用
入居前にまとまって出ていく費用をひとつのグループとして整理します。
- 引越し費用
- 家具・家電
- カーテン・照明
- エアコン
- 登記関連費用
- 細かい生活用品
主に現金が必要になる項目です。
毎年・数年ごとの定期的な費用
毎年または数年ごとに発生する費用をひとつのグループとして整理します。
- 火災保険(地震保険)
- 固定資産税
- 都市計画税
- 設備メンテナンス費
- 外壁・外構などの修繕・補修に備える費用
主に中・長期で準備しなきゃならない項目です。
入居後に上下する変動的な費用
住み始めてから使用頻度で変化する費用をひとつのグループとして整理します。
- 光熱費
- 通信費
- 日用品・消耗品
暮らしのスタイルで変わる項目といえそうです。
住まいや暮らしの関連費用も資金計画に入れるメリット
全支出の中で住宅や暮らしに関する費用が、どれだけの割合を示すのか、知りたかったと同時に、ウイークポイントつまり改善や節約などコストダウンのターゲットが浮かんでくると考えました。
だから資金計画は新築という範囲を超えて、生活全体を巻き込んだほうが合理的じゃね?と思ったんです。
それが個人的には正解でした。
資金準備の優先順位がわかる
費用を洗い出すと「今すぐ必要な費用」と「後からでも間に合う費用」にざっくりと分けられます。
要するに優先順位をつけやすくなりました。
たとえば外構に関しては最低限で工事を終えて、数年かけて完成させる手段もあると思ってます。
すると補修や修理の費用も先送りできますから、ある意味では、資金的な調整にはうってつけなんですよね。
ただ、これも大規模分譲地のあるあるなんですけど、街並みガイドラインで外構の仕様が決められてるので、どこまで効果的かは未知数というね・・・。
そんな課題はあるんですが、そうした手段が取れるのは優先順位がわかるからです。
相場の違いで慌てずに済む
何度も言ってますが、賃貸住まいと大きく認識を変えなきゃいけないのは、火災保険と固定資産税ですね。
火災保険はこれまで2年ごとの更新でしたけど、持ち家では5年になり、保険料も5~10倍ぐらい相場が違ってくると予想しています。
前回の更新時に払った火災保険料は2万ぐらいで、最低ランクの補償にしてました。
ところが持ち家だと、確か建物評価額など、いくつかの指標を基に算出されるので完全に2万円程度では済まないはず。
と思って一応、見積もり比較してみたら保険会社のほとんどで10万円は超えてましたから、このような相場の認識違いで慌てずに済みました。
まとめ
支出についてまとめると、払ってばかりの人生だなと思いましたね。
悲観的なんじゃなくて、払うものを払えるから暮らしていけるんだなと。
ちょっと哲学的ですけど。
だけども、できることなら払う金額は少ないほうがいいじゃないですか。
- 収入を増やす
- 節約やコストダウンに励む
結局は2つしかないんですよね、支払い額を少なくする、あるいは負担(負担感)を小さくする手段というのは。
これも分類したから感じたことです。

