間取りの打ち合わせが進んでいますが、「本当にこれでいいのか」という自問自答も続いています。
ウダウダ悩んでも仕方がないので、間取りのセカンドオピニオンを依頼しました。
住宅に関するセカンドオピニオンについては、担当設計士さんとの関係性を危惧して、二の足を踏んでいる方も多いと聞きます。
とりあえず経緯や結果などを正直にお伝えしますね。
セカンドオピニオンを依頼した経緯
注文住宅では間取りで悩みまくって出口が見えない状況を「間取り迷子」というらしく、あるあるのひとつだとか。
なぜセカンドオピニオンを依頼したのかといえば、別の視点が欲しかったからです。
付け焼き刃の知識が泥沼へ
「営業さんが要望を反映してくれない」「聞いて図面化するだけで提案がない」「間取り確定の締め切りが近いのに何も決められない」なんて、珍しくないそうですね。
いわゆるコミュニケーションの相違については全く問題なく恵まれた状況なんですが、「自分も勉強しなければ」と思ってですね、間取りに関する書籍をKindle Unlimitedで何冊も読みました。
ところが知識やノウハウに触れるほど「この動線はおかしい」「収納はここに欲しい」なんて次々に自分なりの間取りのイメージや改善策が生まれるのですが、裏を返せば建築のド素人が勉強した知識をそのまま当てはめようとしているだけで、しっかり間取り迷子になってました。
書籍は私の暮らしを前提にしてない
書籍で紹介されている間取りのノウハウは、一般的に使いやすい間取りや事例をもとにした解説が主です。
SNSでも間取りのコンテンツはたくさんありますが、子どものいるご家庭をターゲットにしているようなので、なかなかフィットしないんですよね。
人気の間取りランキングや後悔しない収納の作り方といった情報も見ごたえありますし羨ましい気持ちになります。
ただ、我が家の暮らし方にフォーカスしてないんで、どうしてもミスマッチな印象でしかありません。
だから自分たちの生活スタイルを前提として意見をもらうにはセカンドオピニオンが合理的だと感じて行動に移したのです。
セカンドオピニオン依頼先を比較
簡単にですけど参考になれば。
SNS経由
Instagramしか見てませんけど、気になった動画からプロフィールを見て、サービスサイトに飛んでみたりしてチェックを重ねました。
一部、なんとなく、なんとなくですよ、情報販売的な動画の作り方がちょっとね、苦手といいますか・・・。
どのような家族構成をターゲットにした間取り診断や改善提案が得意なのかを知りたいですよ。
人が人のために設計するんで、その人となりを垣間見れたらよかったんですが、ともかくコンテンツの作りがきれいすぎて人間味を感じなかった印象ですね。
建築士・設計事務所を検索
セカンドオピニオンをサービスメニューとしている建築士に、中立の立場で見てもらうのもいいよなーなんて思いました。
ただ予想通り5万とか10万円代とか、内容によってはかなり高額なんですよね。
こちらの事情から、あまり高い料金は・・・。
だけども細かいところまで見てくれそうです。
ココナラ
建築士さんやハウスメーカーの元設計士さんたちが格安で出品しています。
依頼内容や費用感が明確で、相談ハードルの低さが大きなメリットです。
お試しの意味合いでもよろしいかと。
セカンドオピニオンの費用感
数千円から上は数十万まで。
これはサービス内容が違うためです。
10万円以上はさすがに迷う
気になる部分や不安要素をピンポイントで赤ペン添削という内容なら、数千円の負担で済みますが、新たに間取りを書いてもらうとなると、やはり数万円程度は必要です。
これが複数回のヒアリングや詳細な資料、間取りの新提案を希望すれば10万円を超えるとみてよいでしょう。
建物自体に数千万円かけているわけですから、間取りの専門的な確認に10万円程度を払うことは、決して非常識ではありません。
なんなら引き渡しまで伴走してもらうケースだとと、数十万円が相場と思ってよいでしょう。
お試しなら3,000円ぐらいから
3,000円~1万円前後で建築士にチェックしてもらえるのは、かなりありがたい価格です。
結局、私としては、この価格帯からスタート。
相性なんかもありますから、まずはお試しという感じで、とりあえず実行して検証しました。
実際にココナラで依頼
ということで、お試しならやっぱりココナラです。
想像以上に頼りになりそうなプロの方が登録していましたよ。
女性一級建築士さんを選択
なぜ女性建築士さんだったのか。
間取り相談を受けている建築士さんの事例などを可能な限り調べたんですけど、こんな相談者の傾向が見えてくるんです。
- 男性建築士:書斎・ロフト・吹き抜けなどこだわりの空間作りがうまくいかない
- 女性建築士:育児や家事が楽になる動線や工夫、収納の不満を解消したい
私らは家事動線と収納がキモだったので、その相談に多く触れているであろう女性建築士がうってつけかなと考えたんです。
実績や口コミより内容で選びました。
赤ペン添削がわかりやすい
依頼時にハウスメーカーから受け取った間取り図のPDFと、現在の生活スタイルや気になっている点を文章でまとめて送りました。
翌日には納品されまして、間取り図に直接、具体的な指摘が複数箇所に記されていました。
某通信教育の赤ペン先生のようでしたよ。
ものすごく見やすくて、しかも問題点が視覚的にわかるので、プロのすごさを垣間見ました。
なんと料金3,000円。
最高のコスパです。
セカンドオピニオンQ&A
セカンドオピニオンを何かと心配な面があると思います。
特に基本設計を打ち合せしている段階だと、設計士さんに申し訳ない感情が沸いたり・・・。
そんな疑問をまとめてお答えします。
契約済みでも大丈夫だった?
はい、問題ありませんでした。
土地の売買契約と建築請負契約のどちらも締結済みでしたが、セカンドオピニオンを受けてくれる建築士・設計士さんの大半は、契約済みの案件でも対応しています。
個人情報や契約先の情報は伏せる必要はありますけどね。
むしろ契約後の間取りを含めた基本設計確定前の段階こそが、外部の意見を取り入れる現実的なタイミングだと思います。
ハウスメーカーに悪い印象を持たれない?
「セカンドオピニオンで、こんな間取りを作ってもらったのですけど・・・」
わざわざ、そんな報告をする必要はないです。
波風を立てたくないけども、セカンドオピニオンで気に入った部分を取り入れたいなら、自分の言葉で置き換えるか、手書きでのトレースで伝えるとよいですよ。
間取りの手書きトレースは、私も少しハッとしたんですけど、写経のような感覚が得られるのではないかと思ってます。
集中しますし、間取り図をじっくり見ますから、設計の意図がわかってきます。
仮に設計士さんや営業さんにうっかり話してしまったとしても、ヘソを曲げられるような事態にはならないと思います。
担当設計士さんへの裏切りでは?
担当の設計士さんを信頼してないわけではなく、別の視点で意見が欲しいかったので、医療の世界でセカンドオピニオンが一般的に行われているように、住宅の設計においても複数の専門家の意見を参考にすることは、ごく自然な行動だと今は思っています。
これまでの提案を否定するためではなく、より良い間取りにするための情報収集の一環ですから、裏切り行為にはあたらないと考えています。
「SNSで見たから、そのようにして欲しい」という要望と同じではないでしょうかね。
まとめ
セカンドオピニオン、受けてよかっです。
担当の設計士さんへの報告義務もないのですし、契約違反でもありません。
間取りの打ち合わせを重ねても「このままでいいのだろうか」と感じて外部の専門家に意見を求める、これ自分のための情報収集の一環です。
が、はたして、どうなることやら。

