【住宅展示場】現地確認できた3つの不安対処法と4つの新たな利用法

新築の舞台裏

家づくりを考え始めると、まず気になるのが住宅展示場だと思います。

特に複数のハウスメーカーが一堂に集まった総合住宅展示場は、情報収集の場として多くの人が最初に足を運ぶ場所ですが「営業されて面倒そう」「子連れで大丈夫か」「何も決まってないけど・・・」といった不安も。

ところが実際に足を運んでみると少し様子が違う面もありましたので、先ほどの3つの不安対処法とちょっとでもお得な情報を得る4つの利用法をお伝えします。

3つの不安対処法

事前に対処法を知っておけば総合住宅展示場の面倒そうなシーンはほぼ防げます。

1.しつこい営業

まず、客寄せのために総合住宅展示場があるのですから、営業されるのは当たり前というスタンスで会場に行ってください。

到着して寄ってくるのは各ハウスメーカーの営業さんではなく、大抵の場合は場内スタッフさんで、チラシ配りやイベント、ブースや場所案内など担っています。

いきなりアンケートは求められませんが、そういうタイプの総合住宅展示場なら「アンケートは後にしたい」と一言伝えるだけで十分です。

それでも強引に迫ってくるようであれば、どこのハウスメーカーを担当しているのかを聞いて、はっきり「押しの強いメーカーさんは苦手なので・・・」と言って、もう離れましょう。

気分を害したら、そのまま会場を後にしてもいいですし。

すんなりと断わりを受け入れてくれたら、見た目で気に入った建物に入るか、少し気になるハウスメーカーさんの元へ向かいましょう。

2.何も決まっていない

ノープランでの来場でも臆する必要はありません。

すべてを決めて来る人より、どちらかといえばノープラン派のほうが多いと思います。

とにかく何も決まっていない、何を見ればいいのかわからない人が家に関する情報を得る場所ですから、後ろめたい気持ちは持たなくていいんです。

何か聞かれたら正直に言えばいいだけ。

変に取り繕うと自分自身でストレスを溜める結果になりますから、見に来ただけですと言ってしまいましょう。

ちょっと興味があれば、そのまま立ち話を続けてもいいですし、嫌だなと思ったら「では時間なので失礼します」と伝えればOK。

3.子連れでもいいのか

ハウスメーカー側はニーズのボリュームゾーンを小さいお子さんがいる世帯としてますから、むしろ子連れは大歓迎なはずなんですよ。

実際に、そう聞きましたし。

だから子ども向けのイベントが総合住宅展示場ではメインになってます。

ただ子どもを預かるスペースは無い可能性が高いので、そこはしっかり事前チェックしてくださいね。

子どもが暴れてるのに知らぬ存ぜぬの残念な若い夫婦もいますから、カオス状態ならさっさと退場しましょうネ、トラブルに遭う前に。

利用法①モデルハウスは宝の山

視点を変えれば有益な情報のかたまりです。

全部乗せの最高グレード

モデルハウスはハウスメーカーが「できる限りのすべて」を詰め込んだ特別仕様です。

通常の注文住宅では選ばないオプションも惜しみなく組み込んでますので、贅沢の上限だと理解して見学すると冷静に見られます。

必要か否か頭で勝手に考えはじて、ある程度の取捨選択を自然にやってしまうので、それが基本設計の方針になってくるはずです。

広さより動線と素材感

リビング・ダイニング・キッチンそれぞれの位置関係と移動のしやすさ、洗面所・脱衣所・個室との距離感、収納の量や奥行きなど豪華さとは無関係な機能性を見ましょう。

床や壁の質感、建具の使い勝手なども感じ取ってください。

ついでに音とかの響き具合とか、話し声の通り方とかも、結構、モデルハウスで違いが出ますね。

家の大きさ(広さ)は後回しでよいです。

吹き抜けやロフトはよく考えて

開放的になりますし特別感が出る吹き抜けとロフトはやはり人気だとか。

二階建てならどちらも魅力的なオプションなんですよね。

私は平屋を望んだので吹き抜けは構造的に無理ですけど、ロフトは当初、導入しようと考えていました。

実際にロフトを体験する機会があったのですが、想像以上に使い勝手の面で疑問に感じて、しかも単純にコストアップになるんで断念したんです。

資金に余力がある方は、検討の価値はあると思いますよ。

利用法②イベント期間外が狙い目

イベント期間中は来場者が多くてかなり賑わいます。

半面、まともに話は聞けません。

イベント期間中なら予約が断然おすすめ

イベント目当ての来場なら予約なし楽しめばよいです。

一方、本気で家を建てたい、イベント期間中にしか時間が取れない場合は、見学予約をおすすめします。

最近は予約でクオカードなんか貰えたりするので、決して損にはならないですね。

総合住宅展示場ならハウスメーカーを数社(1~3社ぐらい)選択して申し込みするだけ。

予約なんて面倒くさいと思うなら予約なしでも見学可能ですけど、担当者が付かない可能性がありますから、ろくに情報は得られません。

事前予約だと間違いなく担当者が付いて、情報も得られるのでタイパとコスパは抜群。

いくつか聞きたいことを用意しておけば、より有意義な時間になります。

来場は午前中がベスト

住宅展示場って9時か10時ぐらいに営業がスタートします。

イベント期間中ならなおさら午前中の予約がいいと思いますよ。

駐車スペース不足の心配もないし、営業さんも対応疲れが無いので濃い話ができますから、意外と好都合なんですよ。

終わった後、余力があればイベントを楽しんだり、ゆっくりと他社のモデルハウスを参考程度に見て、その場で次回の予約なんかもできますから。

ちなみに私らも午前中一本やりです。

平日だともっと穏やかな雰囲気で話ができるのですけど、これは会社員の方は難しいでしょうから、私のようなフリーランスの特権と言えそうです。

利用法③1日3棟を見学・相談の目途に

せっかく来たからとガンガンに見学しまくりたい気持ちはわかります。

営業さん曰く、若い夫婦の中には総合住宅展示場内にある全モデルハウスの説明を駆け足で受けて、なおかつ、別の住宅展示場もはしごするなんて話もあったとか。

後日、再会すると「混乱してシンドイだけだった」とこぼしていたらしい。

1棟30分ぐらいが丁度いい

1棟あたりの見学時間は営業さんの説明量にもよりますけど、30分ぐらいがベストかなという印象ですかね。

1時間だと話す内容によっては辛くなります。

子どもさんがいると確実に退屈するでしょうから、夫婦どちらかが営業さんの話を聞く役回りと、子どもと探検という名の先回り見学かイベント参加がよろしいかと。

個人的には初めての来場なら見学の上限は3棟が妥当かなと思いました。

総合住宅展示場は逃げないですから、何回かに分けて来場して全部回る方法もありです。

これが街角の住宅展示場だと話が別になりまして、しばらくして建売販売される可能性もあるんですよね。

それを狙うという手もありっちゃありなのですけどね。

お子さん連れは計画的に

小さな子どもさんを連れての見学は、ちょっとした娯楽も兼ねていると思います。

なので午前中の早い時間に予約、キッズスペースのある住宅展示場を選ぶ、あるいはキッズ向けのイベントが実施される日を選択するとよいかも。

ほとんどの場合、総合住宅展示場のイベントは週末に集中して、なおかつ比較的期間も長くて、チラシなんぞも投かんされる可能性もありますから、ご利用は計画的に。

やっぱ予約ですね。

利用法④目的は建物より人見つけ

総合住宅展示場は各ハウスメーカーの営業さんと出会える場所なので、そのチャンスを逃すのは勿体ないです。

モデルハウスより人を見るのが主目的ともいえます。

家づくりは担当者との相性で変わる

どれだけ建物が気に入っても、打ち合わせを重ねる相手は担当の営業さんです。

初回相談から引き渡しまでを考えると、営業さんとの相性はかなり重要ですね。

まあ、その後に関わってくる設計士さんとの相性も肝心で、いかに縁が大切かというのがヒシヒシと今、かみしめていますよ。

※私は恵まれました。

営業さんとの出会いはガチャの面は否めませんが、「ちょっと違うな」と思ったら、別のモデルハウスを回った後で違う方に話しかければいいだけです。

契約前ですから営業さんは選び放題、ぐらいのゆとりを持ちましょう。

見ざる・言わざる・聞かざるをチェック

相性を見極める基準はシンプルです。

※相性に関しては「キャラクター(性格)」「見た目」は対象外です

  • 見ざる:こちらを見ない
  • 聞かざる:話を遮って最後まで聞かない
  • 言わざる:質問をストレートに返さない

何も営業さんという括りだけじゃなく、こんな態度や姿勢は「ありえない」ですよね。

でもね、住宅営業となると業績給なんてものがありますから、すこーし警戒しなきゃなりません。

お金に魂を売ってる人はゼロじゃない・・・。

シビアに観察してくださいね。

事業規模は誠実さに比例しない

ぶっちゃけ家を建てるメーカーさん選びは、かなり難しいです。

知名度・実績・事業規模に得意不得意もある・・・。

家づくりの過程なんて建築の素人からするとブラックボックスだらにも関わらず、ほぼ手探り状態で選ぶって最初から無理ゲー感がハンパないですよ。

私は前職で分譲マンション建築の一部に関わりましたけど、それでも不動産取引となるとわからないことばかりです。

※宅建士・2級FP技能士の試験合格だけでは役に立ちませんでした・・・

まだ家づくりの途中ですけど満足度を左右するのは営業さんや設計士さんの人柄や誠実さが大きいと思います。

総合住宅展示場はマッチングの場と考えて人をよく見るようにしてほしいですね。

総合住宅展示場の実際

私らが訪問した総合住宅展示場はイベント期間中だったので確かに賑やかでしたが、ネット上で書かれているような不安や面倒ごとには遭遇しませんでした。

結論として心配いらない

別の総合住宅展示場と比較はしてないですが、過度な心配は無用だと思いました。

今はよくも悪くもSNS時代。

しつこい営業なんて恰好の炎上案件ですから、それを考えるとハウスメーカー側も予防策を講じているのかもしれません。

真っ先に場内スタッフさんが寄ってきましたけど、あくまでもイベントの告知だけ。

アンケートや個人情報の提供も求められていません。

帰る手段は夫婦で事前取り決めを

ともかく嫌だなと思ったら、さっさと帰るのが一番の対処法。

後日、作戦を立てて出直せばいいわけで、家に興味があればの話ですけど。

顔を覚えられてそうとか気にしなくていいんです。

体調が急に悪くなったとか、いくらでも誤魔化しはできますから。

そもそもウン千万円の買い物です。

ストレスを抱えながら営業さんやスタッフさんの言われるがままに誘導される必要はありません。

どうか自分または夫婦主体で総合住宅展示場に向かってください。

嫌になったらすぐ帰るという事前の約束事などは、夫婦の間でしておいてもいいかもしれません。

子どもさんがいたらイベントに集中すればよいかと。

まとめ

総合住宅展示場はマイホームの教科書が実物大で並んでいる場所です。

隣の芝は青く見えやすいと思いますが、印象に残る営業さんは何人か見つかれば、それだけで収穫です。

ネットの口コミだけで足を止めるにはもったいない場所でもあるので、ぜひ一度、気軽に足を運んでみてください。

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